2013年 09月 10日
海に沈む太陽 |
大佐渡の相川から「日本」海に沈む太陽。
太陽は海から上がってくるものだと体感してた。太平洋の時代。
しかし今佐渡からみる太陽は海に沈む;
なぜか心を引き込む。
魂が吸い込まれるようなえもいわれぬ感慨。
「日の出の勢い」と言う登りの時代にふさわしかった表日本。
太平洋の向こうにこそ文明があると突っ走った「坂の上の雲」を目指した表日本中心思想。
トンネルをぬけるとそこは雪国だったなどと。
明治以来裏日本と言われた日本海岸地方。
下りの時代といわれる今、夕日は必要かもしれない。
前に南半球に旅したとき太陽が左から上がって右に沈む。(太陽に向かって立つと北向きになるから)
体が違和感を覚えたのを思い出す。
全てのものには両面があるのだから住んでよかったとおもう。
海に沈む太陽を暮らしの日常として体感できる不思議。
手のひらの表も裏も自分の歩みを刻んで、両方で自分なのだから。
日出ずる国でもあり日入る国でもあるのに、自らを日出国と呼べばもはや西(中国)中心。
中心を西欧におけば極東と言われる日本。
自らをそう呼べば全て西欧中心。(アジアからみて西の国を中近東などと呼ぶウマシカ)
日本海は韓国では東海という。日本では西海だろう。
日本海と言えば日本の海みたいだ。ナー。
by kerokotan
| 2013-09-10 05:58
| 際、接縁