2008年 12月 18日
日本語が滅びる時 |
大陸からの程よい距離が日本、つまり日本文化を創りりまた守ってきたのは今まで。
人類が農耕を始めて蓄積ということが可能になりその過剰性に制限がきかなくなった第一の波1万年前。
産業革命が人類を生物界から異質なものに仕上げていった第2の波200年前。それぞれ得たものと同等の大切なものを失ってきた。
今情報化という第三の波を受けて失うものはなにかその自覚がない。その自分が抱き続ける疑問にこの本は一つの警鐘でもある。止める事は出来なくても正視しする必要はあるか。
以下蛇足
しかし「当用漢字」が当面用いる事を許す漢字の略とは知りませんでした。(つまり漢字廃止論)
明治の初代文部大臣森有礼がローマ字表記支持だったり、北一輝がエスペラント支持だったり。そういえば毛沢東もローマ字表記を言ってたような気もするし。
by kerokotan
| 2008-12-18 09:15
| 読書