2015年 04月 21日
山椒大夫 |
お目当てはこれでした。山椒大夫。古浄瑠璃全六段通し復活初演。

岩城(国府はいわき市あたり)の判官正氏が大宰府に流され、妻子は実家の信夫の里(福島伊達あたり)に。父に会いに越後の直井の浦(直江津)まで来たとき人買いにだまされ母は佐渡に子は丹後に。
森鴎外の小説は大正4年で現代における価値感、ここではそれ以前の中世的な陰惨さや荒々しい情念が見られる。
佐渡には安寿塚が2つもあるが当時の人が造らざるを得なかった心情が伝わってくる。
安寿と厨子王は絵本でも見られるが、主題は信仰。主人公は安寿姫でもなく、厨子王でもない。金焼き地蔵だという。
これから毎年公演するそうです。
福島と佐渡。何かの縁?。

岩城(国府はいわき市あたり)の判官正氏が大宰府に流され、妻子は実家の信夫の里(福島伊達あたり)に。父に会いに越後の直井の浦(直江津)まで来たとき人買いにだまされ母は佐渡に子は丹後に。
森鴎外の小説は大正4年で現代における価値感、ここではそれ以前の中世的な陰惨さや荒々しい情念が見られる。
佐渡には安寿塚が2つもあるが当時の人が造らざるを得なかった心情が伝わってくる。
安寿と厨子王は絵本でも見られるが、主題は信仰。主人公は安寿姫でもなく、厨子王でもない。金焼き地蔵だという。
これから毎年公演するそうです。
福島と佐渡。何かの縁?。
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by kerokotan
| 2015-04-21 12:29
| 際、接縁